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右脳力を活性化するガイドとして活用できる

株式会社マップス
代表取締役 清野裕司

日本のビジネス界にマーケティングが紹介されたのは前世紀の半ば1955年。今や半世紀以上の時が流れ、最近は、先人の残したマーケティング理論を今の時代に置き換えて解釈する動きが多く見られる。それだけに、今世紀のマーケティングは、自分の頭で考え、生み出す個人的な力(=経営力)が求められている。

慌ただしく過ぎていくビジネス時計をちょっと止めて、考えてみたい。

●経営をリードする力。それが「経営力」。

 何事においても、新たな分野での自らの発見があるのは、自分自身の考え方やものの見方を広いものにする。楽しさも広がるものだ。「習う」のは、比較的あることに対する方法論の修得に止まってしまう。Skill(技法・技能)を身に付けることに終始してしまう。Skillは、経営実践の方法の習得であり必要性は言うまでもない。しかし、一度やり方を理解すれば、後は繰り返しての訓練によって深まる可能性がある。「能力」向上を考えることである。

●知識より見識を高めること。共に考えよう、学ぼう。

 Skill向上は必要だが、ビジネス展開においてはその力だけでは不十分である。必要なことは、モノを見る眼・考える視点の広がりである。専門性は言うまでもなくベースにはなるが、狭い領域に閉じこもったのでは発見が乏しくなる。Skillを超えたSense(感覚・認識)の深まりが求められる。さまざまなモノや人との出逢いがSense向上の糸口になる。昔から言われた、視野を広めることにも通じる。

 更には、SkillやSenseを基軸として、自分なりのビジネスStyle(様式・型)をつくりだすことが出来るかどうかである。何となく雰囲気を感じさせるビジネス個性とも言い得る。その人らしさや、その会社らしさを感じさせるものが、身に付くかどうかである。

●3Sを高めていこう。それは、未来を読む力でもある。

 従来のビジネス分野での学習・研修の場は、どちらかと言えばSkill獲得を目的としたものが主流を占めていた。しかし今、マーケティングに求められているのは、画一的・定式的な方法論を知っていることではない。知識を超えた見識である。

 3Sは、21世紀の経営を考えていく案内語でもある。具体的にどのようにすればよいのか。そのガイドが欲しくなる。そこに登場したのが「ビジネスチャート」である。

●思考の糸口をガイドする「ビジネスチャート」で脳力向上。

 何でもいいから考えろと言われて人はどうするか。迷い悩むであろう。「悩む力」も熟語にすれば「のう力」ではあるが、やはりガイドが欲しくなる。読むのはだるくなる。見て感じて考えを膨らませたいもの。

安藤芳樹氏の「安藤式ビジネスチャート」は右脳を活かす「脳力」活性のガイド役として活用できる。
ビジネスの3S力を高めたい人にはお勧めである。

スタートアップ企業への勉強会に最適

88Partners
代表 高木知巳

~勉強会のテキストに最適~

安藤さんの「セブンチャート仕事術」は、社内勉強会のテキストに最適です。ドラッカーさんの本、分かりやすく書かれていると思うのですが、昨今、本を読まない社員が増えているのも現実です。そして、社内改革は上から下まで全員が意識共有することがカギと言って間違いないと思います。そのためには、現場の若手社員にも理解できることが大切です。「セブンチャート仕事術」はそんな時にピッタリなのです!

私はエンジェル投資家として、発展途上の会社に投資しています。発展途上の会社なので、投資して終わりではなく、投資先にいかに関与して、支援するかが投資の成否を分けます。そして、こうした投資先は零細で、優秀な社員を雇う金もなく、何かしら問題のある社員を戦力化していくことがとても大切です。そこで、社内勉強会を買って出て、若手社員から中堅社員、役員までそれぞれ研修することになります。そうした会社は研修を外部委託する金もないし、第一、会社の金の一部は自分で出しているわけです(笑)。

稲盛和夫氏によれば、仕事の成果とは、「考え方 x 情熱 x 能力」だそうですが、ドラッカーさんの著書はどれも「考え方」を鍛えるものです。稲盛氏も、「この三要素の中で、最も重要なのは『考え方』だ。なぜなら、考え方にはプラスもあればマイナスもあるから」と言っています。

安藤さんの「セブンチャート仕事術」を、皆さんの会社でも活かして、成果を出していただければと思います。

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