安藤氏とは仕事の関連にておつきあいがスタートし、そのコミュニケーションの中でドラッカーの各種要約チャートを閲覧するに至りました。
私にとって、ドラッカーの書物は、その本自体を開くことさえハードルが高いものでしたが、安藤氏のチャートにより、難解な内容が非常に身近に感じられ、ストンと腑に落ちるものに変化するのがわかりました。
ドラッカー氏の書かれてある内容は、非常に普遍的であるがゆえに解りにくいと感じております。その解りにくさを、贅肉の部分を上手に削ぎ落とし、エッセンスをつまみ出し、チャートにすることにより、本中点が浮き彫りにされていると思います。
マーケティングコミュニケーションなど、広告関連の業務は、非常に感覚的な部分が多くありますが、それだけに理論的な支柱がなければ、単なる『面白いもの』になってしまいます。
ユニークな表現に、こちらが意図したメッセージを込める上で、ご好意で頂いた数々のチャートに整理されたエッセンスは役に立っておりました。
ビジネスシーンにおいては、様々な決断が必要ですが、その際にこれらのチャートは、一つの道しるべとなりうるものだと思います。