「セブンチャート仕事術」の特徴は、なんと言っても著名な経営学者の濃い内容の書籍を体系化し視覚化(チャート化)することに尽きると思います。
それによる恩恵は長い文章を読まなくてもポイントが解るので時間短縮になることはもちろんですが、文章を視覚化することによって一定のセンテンスそのものを“俯瞰した絵”として捉えることができます。
例えばこの例は「○」、この例は「×」と文章で言われても、前後の関連性等も含め一度頭の中で前後関係を把握しながら体系化しなくてはなりません。
しかし、「セブンチャート仕事術」では既にチャートそのものがそれらをまとめて体系化しているため、「読む」→「構造を理解する」→「文書の脈略を勘案して体系化する」といった一連の流れを省力化できます。
これにより理解力がアップすると共に、視覚的に文書を捉えることで「忘れにくさ」にも繋がると思います。
またポイントには吹き出しで「何よりも」「さらに」「ところが」「すなわち」「事実」などのポイントワードが付与されることで起承転結のポイントが解りやすくなっています。
また内容に応じて、自社においてその点はどうか?など自分で回答するチェック項目が有り、それを埋めていく事で自分はどこに答えをもっていて、どこが解っていなかったのかが解ります。
これが中々自社のことなのに、答えが見つからず落ち込むのです。
そうするとその答えを求め、体系化したセンテンスの中から答えを見つけようと復習します。
そうです!
これは、単に「本を体系化してチャートで見る本」に留まらず、いわゆる大人のための「経営学のドリル」機能もあったのです。
みなさんも「セブンチャート仕事術」で有効な時間活用と問題解決力を身につけましょう。