現在、日本全国にみそ屋は約900件ありますが、そのほとんどが中小メーカーであり、大手10社が生産の半数を占める寡占市場となっています。
市場規模についても、年々縮小傾向にあり、上位メーカーへの集約が進む市場の中で、いかにして生き残っていくかについては、当社にとって、永遠のそして大きな課題でした。
また、県内の人口減少による影響で、県外へ展開する必要性が分かっていながら、明確な対策を打つことができていませんでした。
安藤様より、チャート化の手法をご教授して頂いたことにより、体系的に自社の置かれた状況を理解することができ、強みと弱みをしっかりと分析することが可能となりました。
これにより、他社にない差別化商品として、Y県発のみそ漬ブランド(長州漬)を作り上げ、これまで出来なかった、量販店の鮮魚・塩干部門への売り込みが可能となりました。
安藤様のチャート化手法は、今後の展開に行き詰った中小企業におすすめの内容です。
これまで弊社は、ドライの部門のみの商売でしたが、鮮魚・塩干部門という、新たな商談窓口をもつことができました。
みそ漬けだけの売り込みではなく、他の部門と連携したクロス販売の提案にもつながっております。
安藤さまのチャートを参考にすることで、いままで、なんとなくこうしたら良いのではというあいまいな方向性がなくなり、きちんとしたバックデータをもとに話をすることで、説得力も出てきたことが、今の展開につながっているのだと思います。